「年間医療費通知」「給付金支給決定通知書」について
ご不明な点は健保に問い合わせを
健康保険組合では、医療機関にかかった方へ医療費の内容をお知らせする「年間医療費通知」と給付金が発生した方へ支給額をお知らせする「給付金支給決定通知書」を発行しています。
内容をご確認いただき、不明な点がある場合は、健康保険組合へお問い合わせください。
年間医療費通知
「年間医療費通知」では、あなたやご家族が保険証を使って医療機関に受診した際の、医療費の内訳等をお知らせしています。医療機関が1人・1ヶ月ごとに治療に要した費用をまとめて記載した請求書(診療報酬明細書/レセプト)を基に、年に1回発行しています。
「年間医療費通知」に目を通していただき、受診した覚えのない医療機関からの請求が記載されていないか、受診日数や請求金額に誤りはないか等ご確認ください。
なお、診療報酬明細書(レセプト)の審査で、窓口での自己負担額に1万円以上の減額が判明した場合、医療機関に自己負担金の返還を求めることができます。
医療費は、事業主とみなさんから払っていただいている貴重な保険料から支払われています。医療費が増加すればわたしたち個人個人が負担する保険料も増加しかねません。適正な受診を心がけましょう。
制度改正により、平成29年分の医療費控除から、年間医療費通知(原本)が領収証の代わりに使用出来ることになりました。
※平成30年1月1日以降の申告分から可能になります。該当する分の医療費の領収証については保存が不要になります。
発行時期について
「年間医療費通知」は、1月~12月診療分をまとめて、翌年2月末の発行となります。(年に1回)
ただし、医療機関からの請求が遅れた場合や、審査機関での審査が長引いた場合については、「年間医療費通知」に反映させるのも遅れる為、診療年月が必ずしも上記診療分と一致しない場合があります。
※「年間医療費通知」は再発行が出来ませんので、紛失しないようにご注意ください。
給付金支給決定通知書
医療機関から請求される診療報酬明細書(レセプト)を基に自動計算される高額療養費や付加給付、その他被保険者からの申請に基づく現金給付のお支払いに関する「給付金支給決定通知書」を該当する方へ毎月発行しています。給付金は給与振込となります。(任意継続の方は申請時の口座に振込となります)